ロープアクセス技術だからこそのメリットがあります
「株式会社ソーテックスコーポレーション」ではロープアクセス技術を用いた橋梁点検・調査・補修を承っています。ロープアクセス技術では、高所や難所での点検において「コストが抑えられる」「時間がかからない」「安全性が高い」といったメリットが得られます。
ロープアクセス技術のメリット
メリット1:省コスト性
従来の難所・高所での点検は、橋梁点検車・高所作業車や仮設足場などを用いる必要がありました。ロープアクセス技術は、資格者が直接現場へ降り目視で確認するため、交通規制や足場などの必要がなく、大幅なコストダウンが可能です。
メリット2:迅速性
ロープを使った身軽な点検なので、足場仮設・撤去、点検車両の手配、交通規制などが不要です。特に交通規制に伴う関係機関との協議をカットできるメリットは大でしょう。また、「SRT技術」という洞窟探検用に発展してきた技術を改良したもので、上り下りだけでなく横移動も容易なため、作業自体も極めてスピーディーです。
メリット3:安全性
ロープアクセス技術では徹底した安全対策が組み込まれています。墜落が起こらないよう常にロープが張った状態をキープする技術や、万一のロープ切断時における何重もの安全対策などがその一例です。
費用についての比較
橋梁点検にかかる費用を、工法別にまとめた表が下記になります。
※表は左右にスクロールして確認することができます。
ロープアクセス調査 | 橋梁点検車 | 高所作業車 | 仮設足場設置 | ||
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概算の 点検費用 | 上部工 | 336,000円 | 399,000円 | 262,500円 | 1,008,000円 |
下部工 | 273,000円 | - | 273,000円 | 483,000円 |
※すべて税込
上・下部工ともに高所作業車による点検が安価となり、仮設足場設置による点検が高価となりました。ロープアクセス技術による点検は高所作業車に次ぐ安価です。
ただし、川内に建つ橋脚では高所作業車の使用は不可能です。また、緊急点検の場合にも車両の手配や交通規制などのことを考えると非現実的です。ロープアクセス技術はさまざまなケースに迅速かつ柔軟に対応でき、かつ高い経済性も備えている手法だと言えるでしょう。